奥の細道 / 弦楽四重奏

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参考音源⬇️（生演奏ではなく簡易的な音源です）

【楽曲詳細】

巡る季節と移りかわる情景のなか、ひたすらに歩く旅人の足どりを、歌メロのようにまっすぐな 主題で表現しました。
主題はとてもキャッチーなのでメロディラインの主人公感が強いと思いま すが、中盤以降は主旋律・副旋律・伴奏の区別をあまり意識せず、競合するメロディやプリミティ ブなサウンドを「そういう現象」みたいな感じで楽しんでいただけたらと思っています。

要所要所の演奏指示について、対照的とも捉えられるような言葉をあえて用いています。どちらの 要素も含んでいると思って選びましたが、感覚が言語化される際に出てくる言葉は人それぞれな ので、演奏者さんご自身が納得のいくアプローチを(指示された言葉に限らず)採用してください。

しっとりした印象をもたれるかもしれませんが(また実際しっとりした曲想ではありますが)、あまりお行儀よく演奏しようと思わなくて大丈夫です！

※ボウイングの指示について、作譜当時は問題ないと考えていましたが、その後弦楽器について勉強するうちに、ひと弓におさめる音符の数が全体的に多すぎることに気づきました。お手数ですが、演奏者様のほうで適宜変更いただければと思います。[作曲者より]